豊富な実務経験によって獲得した「技術力知見を活用して
設計検討を行い、現場に最適な地下水位低下工事を提供します
【 ディープウェル設置工事(動画) 】
スイングジャッキとテレスコ型クローラクレーン(TK550GSB)を
使用したディープウェル設置工事の動画です。            
 
 
コベルコ建機日本株式会社様・公式ホームページをキャプチャしたものです。
 
動画は下記リンクをクリックしてご覧下さい。
が出ますので事前に音量調整をして下さい。 
 
 

【 地下水位低下工法の概要 】

ディープウェル工法

 
 
ディープウェル工法は井戸底に設置した水中ポンプで、井戸内に流入した地下水を揚水することにより、井戸周辺地盤の地下水位を低下させる工法です。
所要低下水位が深い場合や所要排水量が多い場合に採用されます。
ディープウェル設置に伴う掘削工法はオールケーシング掘削工法あるいは大口径ボーリング掘削工法となります。
オールケーシング掘削工法の場合は掘削口径φ1,000mm、井戸口径φ600mmとするのが一般的です。
大口径ボーリング掘削工法の場合は掘削口径φ600mm、井戸口径φ400mmとするのが一般的です。

 

小口径ディープウェル工法
  

 
パーカッションドリルを使用して井戸口径φ100~200mmの井戸を設置します。
井戸管は塩ビ管、スクリーン管は井戸専用のスリット付塩ビ管を使用します。
水中ポンプは清水用深井戸ポンプを使用します。
土砂を汲み上げないよう、入念に井戸仕上げをしなければなりません。
井戸設置作業用の施工スペースが確保できないような狭隘な場所や、短期間で井戸設置を完了したい場合などに採用されます。
 

ウェルポイント工法
 

 

口径φ60mm、長さ700mm程度の集水装置(ウェルポイント)を地中に打込み、真空力で地下水を吸い揚げ、周辺地盤の地下水位を低下させる工法です。所要低下水位がGL-5m~GL-6m程度までの場合に採用されます。
ウェルポイント1本あたりの揚水能力が小さいため、1m~2m間隔で多数のウェルポイントを配置します。
ウェルポイントは先端からウォータジェットを噴射しながら、人力で地中に打ち込みます。
砂レキ地盤や玉石混じり地盤の場合はパーカッションドリルによるオールケーシング掘削工法を採用します。
 

大口径ウェルポイント工法
 

 
砂レキ地盤、玉石地盤などに適した工法です。
通常使用しているウェルポイントよりも集水能力が大きいため、設置間隔は4m~5mとなります。
ストレーナ管(鋼管φ100)はパーカッションドリルによるオールケーシング掘削工法(掘削口径φ200mm)で地中に埋め込みます。
削孔本数を減らすことで、削孔費を節減することが可能となります。
所要低下水位がGL-5m~GL-6m程度までの場合に採用されます。
 

深井戸工法
 

 
工事用水、雑用水の取水井戸です。
透水性の良い地盤では毎分100リットル以上の取水が可能です。
井戸はパーカッションドリルによるオールケーシング掘削工法(φ200mm~300mm)で設置します。
パーカッションドリルは削孔能力が大きいので、1~2日程度で井戸設置が完了します。
ケーシングを使用した水削孔なので、集水能力の大きい井戸が完成します。
本設井戸として使用する場合、井戸設置に伴う各種許可申請が必要となる場合があります。

 


更新履歴
 
 ・2024年12月25日 ホームページを更新しました。
 ・2022年03月30日 ホームページを更新しました。
 ・2021年10月29日 ホームページを更新しました。
 ・2021年05月26日 ホームページを更新しました。
 ・2020年10月29日 ホームページを更新しました。
 ・2020年05月12日 ホームページを更新しました。